株主優待で生活の足しにするのも良い

株式投資をする際、売却益や配当以外にも利益を得られる方法があります。それは株主優待をもらうというものです。
株主優待は大きく四つに分けられます。
まずは自社製品です。食品メーカーや美理容品を製造している企業の多くは、自社製品のPRも兼ねて優待品として提供してくれます。概ね1,000円から3,000円が主となりますが、よく使う調味料や化粧品などであれば家計の足しになってくれるはずです。一社だけだとそこまで恩恵を感じることはないかもしれませんが、数社持っていると結構助かるなと感じられるはずですよ。主婦の方にはお勧めですね。
二つ目は自社の商品券です。外食店や小売店に多いでしょうか。500円券や1,000円券をもらえるため、よく利用するお店のものであれば実質タダで利用することが出来ることになります。ランチなどで利用すると、これもまた家計を助けてくれる存在になると実感できるはずですよ。
三つ目はカタログギフトです。カタログギフトにも二つあります。まずは冊子が送られてきて、希望の商品を選択して送付してもらうケースです。概ね3,000円から5,000円相当の商品が該当しますので、結構豪華な賞品をもらえるはずです。大手通信サービス会社や、大手リース会社が有名で、個人投資家の中では王道とも言える優待品でしょう。そしてもう一つが、最近増えている優待ポイントによるギフト交換です。持ち株数によって付与される優待ポイントが変わり、場合によっては他の企業のポイントと合算しながらポイントに応じた商品をもらうことになります。該当する商品も数千点用意されており、何をもらおうかあれこれ嬉しい悩みを抱えることになりますね。カタログギフトを優待にしている企業は株価が高い傾向にありますが、逆に言えば株価が下がりにくいということにもなります。配当をもらいながら、年一回から二回、カタログギフトをもらうというのはプチ贅沢で良いのではないでしょうか。
最後に紹介するのが、クオカードです。いまや株主優待と言えばこれ、と言っても過言ではないくらいオーソドックスなものになっていますよね。多いのは500円から1,000円ですが、こうした企業の株を10社持っていれば年間1万円近くのクオカードをもらえることになります。コンビニエンスストアで利用することが出来ますので、ちょっとした買い物の時には重宝するはずですよ。ただし注意点が一つあります。それは優待廃止です。クオカードを株主優待に据えている企業は、単に株主数の増加を狙っていたり、配当政策を考えるのが面倒だからという理由だったりするケースがあります。そうした企業は、株主数が十分になった、納得される配当政策が出来上がったという理由で突如廃止に踏み切るケースがあるのです。経営状況が悪化すれば、その過程で決算書を見れば気付くことが出来ます。しかし、そうでない場合は分かりません。優待廃止になれば、当然株価は下がります。そうしたリスクをはらむ可能性が高いのがクオカード優待を設けている企業ですので、そこには注意をしてください。
このように、株主優待と一言で表しても実に様々あります。ご自身の生活スタイルに合わせ、何が最適かを考えながら株式投資をしてみてください。それと、優待が欲しいからと高値掴みするのも得策とは言えません。待つのも投資と言われるように、高くはないなと思える水準まで下がるのを待つことも必要ですよ。1,000円の優待を貰うために、数万円損をしては意味が無いですから。